
精神医療、老人性認知症医療の専門病院として、他の医療機関からの受入態勢も整えています。実際に救急病院から転院、または紹介を受けて来られる患者さまが大半を占め、地域の医療機関と専門分野を細分化する形で連携し、患者さまにとって最善となる質の高い医療サービスが提供できるよう、地域の連携体制を強化しています。
認知症治療は、医師による薬物療法、多職種の専門スタッフがチームケアを通して個々の問題の背景や要因を探り、緩和や憎悪防止を行っています。入院治療、デイケアなど症状に合わせ、整備された環境で安心して能力が発揮できるように、その人がその人らしく生活できるように支援を行っています。
脳血管障害などの疾病や骨折などのケガ、また高齢者の認知症症状に対して作業療法士・理学療法士・言語聴覚士が、身体面の改善、生活動作の向上、心理面の安定や活性化を図り、『その人らしい生活』をサポートしていきます。ケアマネージャーなど様々な職種の専門スタッフと連携を取りながら、退院後の地域社会への復帰に向け、日常生活のアドバイスや住宅改修の際の環境調整の提案などを行います。
回復期リハビリテーション病棟では、脳血管障害・大腿骨骨折などの回復期において、早期の在宅復帰に向けて集中的にリハビリを行っています。身体面の機能向上はもとより、退院後の生活を想定しながら、食事・歯磨き・洗顔・排泄・入浴などの日常生活動作(ADL)や家事動作や外出の練習などの生活関連動作(IADL)を積極的に行っていきます。
高齢者の方の終末期においては、延命を主な目的とするのではなく、身体的苦痛や精神的苦痛を軽減することによって人生の質(QOL)を向上することに主眼を置いています。医療的処置(緩和医療)に加え、精神的側面を重視した総合的なケアを行います。患者さまが最期まで人生を有意義にお過ごしいただけるよう心がけながら、サポートしています。
病院は、治療技術や設備だけでなく、施設づくりに込められた想いや人が生み出す雰囲気などの環境自体も、治療にとって大きな役割や意味を持つと考えています。
鳥取市の中心市街地から少し離れた、閑静な住宅街に建つウェルフェア北園渡辺病院には、空、緑の自然がそこにあり、温かな陽の光を感じ、そよ吹く風が通ります。屋上庭園や中庭には植物や花が育ち、四季の移り変わりを楽しめます。患者さまがご家族やスタッフとゆっくり散歩を楽しむ姿も見られ、屋根もある屋上庭園では、風を感じながら日向ぼっこを楽しまれる方もいます。
採光や通風を考慮した建物に、風車やソーラー発電を一部利用するなど、自然の力も取り入れた環境づくりで、治療に専念しながら穏やかな気持ちで毎日を過ごせるように配慮しています。

| 病院長 | 日笠 親績 |
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| 総許可病床数 | 360床 |
| 診療科目 | 内科・神経内科・リハビリテーション科・精神科 |
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